適用範囲
- 改良形式は杭形式、ブロック形式および壁形式
- 適用地盤はローム地盤、粘性土、砂質土
- コラム径は500,600,700,800,900,1000,1100,1200
- N値の範囲で粘性土は0~30、砂質土は0~45
- 最大改良長は10mまで可能であり、建物規模の制限はありません。
施工手順
1.固化材入荷
計画された固化材の種類及び数量の確認を行います。
2.スラリーの製造
プラントにて水と固化材を混ぜ合わせ、セメントミルクの製造を行います。
3.コラム心セット
セメントミルクが製造されたらコラム心にヘッドの先端をセットします。φ500㎜~1200㎜ 最大改良長10m
4.セメントミルクの注入
空堀完了後、2で作成したセメントミルクをポンプで圧送しながら掘削を行います。
5.セメントミルクの注入完了
計画深度まで到達したら、セメントミルクの吐出を停止し、引抜き攪拌ー再掘削攪拌ー再引抜き攪拌を行います。
6.打設完了
ヘッドを現状地盤まで引き上げたら打設完了となります。
施工手順
1.固化材散布
設計改良厚を満足しているか確認しながら裁断作業を行います。
2.改良深度確認
所定の添加量のセメント系固化材散布を行います。
3.散水
所定量散水を行います。
(セメント系固化材の飛散防止を兼ねる)
4.混合撹拌
原土とセメント系固化材を十分撹拌し、均質な色となるまで撹拌を行います。
5.締め固め作業
混合撹拌が完了した後、バケットの背面にて押さえ作業(中間転圧)を行います。
6.不陸・整正作業
振動ローラーにて不陸・整正を行います。
7.改良天端確認
改良天端レベルの確認を行います。
8.施工完了
施工完了です。
供試体採取
角型供試体・モールド供試体1検査区画当り3ヶ所(9本)採取します。
材令7日(原則28日)における一軸圧縮試験を行い、
所要の強度が確保されていることを確認します。
モールド供試体
角型供試体 (改良土)